Apr 07, 05

バーレーンGPを振り返る

2005-04-07T19:16:11+00:00

バーレーンGPはルノーのアロンソが前戦に続いて連勝、トヨタのトゥルーリも前戦に続いて連続2位、ここ3戦を振り返ると、3連勝しているルノーの圧倒的な強さと、4年目で花が咲いてきたトヨタの2強体制になってきた感じがする。そのあたりは大方は同じ見方だろう。

アロンソの勢い、フェラーリ、トヨタ、マクラーレン、そして琢磨の可能性 -片山右京 F1 Blog-

ルノーの強さはシーズン前のテストから言われていたことで、下馬評通りの結果となったと言えよう。しかし、予想できた結果であってもルノーは強すぎる。マシーンのバランスがエクセレントだし、それにアロンソ、フィジケラというドライバーがそのマシーンを絶妙に操っている。この強さを目の当たりにすると、ヨーロッパに入ってからもしらばくはこのオーダーが続くのではないかと思ってしまう。

今回、連続2位になったトヨタであるが、4年目になってかなり調子が出てきた。トヨタは車を売るための広告でF1を走っているのであって勝つ気はないと批判され続けてきたが、この批判も一掃出来ただろう。すでにトヨタの速さは「驚き」の次元から「納得」の次元へと変わりつつある。ルノーと並んでトヨタは2強に入ってきたので、これからヨーロッパに入ってもトヨタがサーキットで暴れる姿を観ることができるだろう。大いに期待したい。というか、これは「中部国際空港」「愛・地球博」効果ですか(笑)。

これらの2強に対してさっぱりダメなのがフェラーリとBARだ。去年、この2チームが2強としてグランプリをリードしていたことを考えると皮肉めいたものを感じざるを得ない。この2チームは何をやっても裏目に出る感じだし、おもいっきり負のスパイラルに落ちている。フェラーリはF2005を緊急導入してもフリー走行でバリチェロが走れなかったり、BARも些細なミスが目立ったり去年の面影を全然感じさせない。どうしたものでしょうかね?しかし、フェラーリにしてもBARにしても経験のあるチームなので、ヨーロッパに入ってから巻き返してくれることを願っている。いや、そうしてもらわないと困るよ。

今年のF1の速さの要素はタイヤがそれを占める割合が多いような気がする。故にタイヤにやさしい車が速さを示せているのではないだろうか。その顕著たる例がルノーだろう。ルノーのマシーンはタイヤにやさしいし、直線でもコーナーでも安定している。マシーンの動きが滑らかだ。聞くところによると燃費もいいとか。このあたりは去年の経験も活かせているわけであるが、逆に、あっという間に去年と2強体制が入れ替わったことを考えると、タイヤとは別の要素をきっかけに、ヨーロッパラウンドに入ってからもうひと波乱あるのでは考えてしまう。ルノーも3戦連続優勝で満足して守りに入るとは考え難いけど、仮に守りに入ったら危ないと思う。まぁー、今のルノーを見る限り不安要素は少ないので、波乱は少ないと思うけど。

マシーンが走ってくれないとドライバーは辛い。なぜなら、マシーンはドライバーを含めてチーム全体で作っていくものであるが、そのマシーンが生み出す結果の大半はドライバーの評価につながることが多いからだ。チームとしては出来る限りの事をしたドライバーを評価しても、世間的にはその批判のおおよそがドライバーへ行くことを考えたらドライバーという立場は辛いと思う。実力の世界ゆえにそれは仕方がないことであるが、マシーンが走らない時のドライバーは本当に辛いと思う。でも、そんな中でもできることを着実にやっていくことが好調へとつながるわけだし、その勇姿に対して敬意を表して応援したい。佐藤琢磨はチーム的には苦しい時期ではあるが、自分が出来ることを着実にやって、そこから好調への突破口を見出して欲しい。それと、プロ野球で弱くても巨人は特別な存在であるのと同様に、フェラーリもF1界にとっては特別な存在である。弱くてもフェラーリはフェラーリだ。是非ともフェラーリにも頑張って欲しい。

まぁー、新規参入なのに密かに結果の出ているレッドブルは楽天とは大違いだなと最後に皮肉っておきましょうか。というか、レッドブルの参入はどちらかと言えば楽天よりもソフトバンクに近いんだけど。来年はジョーダンを買収してミッドランドもやってくるし、来年の西武は…なんてな(笑)。

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